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最終更新日:2024年04月08日

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FAQ番号:547 | 最終更新日:2017/02/01
工事記録写真チェックシステムで「ERR-005023 [要修正] DTD またはスキーマによると、要素の内容は不完全です。」というエラーが出る。

XMLファイル(PHOTO_JH.XML、もしくはPHOTO.XML)に記述すべき「要素」(=項目、タグ)が不足している(XMLの記述にタグそのものが存在しない)場合にこのエラーが出て、チェックが止まってしまいます。(その他の部分のチェックを行いません)
必須項目のタグがすべて記述されているかご確認下さい。


例:PHOTO_JH.XMLにおいて、必須項目である受注者コードを記述していない場合


(1)タグそのものが記述されていない場合

表題のエラーERR-005023が出ます。ここでチェックが止まり、他の部分のチェックを行いません。



(2)タグは記述しているが、値を記述していない場合(下記のような記述の場合)

<受注者コード></受注者コード> (※このサイトの制約上、タグは全角で記述しております)

下記エラーが出ます。(具体的にどこで不備があるのかが分かります)

ERR-005034 [要修正] 必須項目が記述されていません。『受注者情報/受注者コード』は、必須入力です。

多くの場合、PHOTO.XMLの膨大な写真枚数に対応した写真情報のうち、一部の写真に関する項目(タグ)が不足していることでこのエラーが出ているようです。

写真枚数が膨大な場合、1枚1枚の写真情報をしらみつぶしに確認するのは非常に時間がかかりますので、確認時間を短縮するための一つの方法を紹介します。

※前準備として、写真(PICフォルダの中身)、参考図(DRAフォルダの中身)データを除いたコピーデータを作成して下さい。(あっても構いませんが、本検証方法に関してはあっても意味がありません)


@PHOTO_JH.XMLの確認

PHOTO.XMLの写真情報を1枚分のみにして他の写真情報を削除し、チェックをかける。(この1枚分の情報については先に、タグが不足していないことを目視確認しておく)
これで表題エラーが発生する場合は、PHOTO_JH.XMLに問題があるので、記述を確認する。発生しない場合はPHOTO_JH.XMLは問題ない(少なくともタグ不足はない)と判断できる。


APHOTO.XMLの確認

前述@でPHOTO_JH.XMLが問題ないことを確認(もしくは問題点を修正)した後、再度チェックをかけていただき、それでも表題エラーが発生する場合は、PHOTO.XMLの記述に(も)問題があると考えられます。

PHOTO.XMLの写真情報を例えば2分割します。(写真情報が1000枚分ある場合は、1〜500番目、501〜1000番目、の情報を記述したダミーデータを(別々の成果品として)作成する)
この2つをそれぞれチェックをかけて、例えば前半×、後半○であれば、前半の写真情報に問題があると判断できるので、前半を更に1〜250番目、251〜500番目、のように分割してチェックをかけていき、何番目の写真情報に問題があるのかを絞り込みます。

自分で目視確認できる程度の枚数に絞り込めたら、あとはその写真情報を目視確認いただき、不備を修正します。

勿論、2分割でなくても構いません。上記の例で、前半も後半も×の場合は、3分割、4分割していく必要があります。(結果、初めから全データを目視確認した方が早いこともあるかもしれません)

なお、この表題エラーが解消されて初めて、中身の詳細なチェックが行えるようになりますので、表題エラーが解消されても他のエラーが発生する場合があります。

工事記録写真チェックシステムで「ERR-005010 PHOT_JH4.DTDを確認できませんでした。」のエラーが発生する
工事記録写真チェックシステムで、チェックの途中で結果が表示されず終了してしまう。